楽して生きたい

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【経済学】ミクロ経済学とマクロ経済学の違い

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楽して生きたい人です。

経済学ではミクロ経済学マクロ経済学という2つの分野があることはご存知でしょうか?

今回はその2つの違いを紹介します。

1 一言で言うと

始めに結論を簡潔に書くと

ミクロ経済学……経済の一部で起きる諸問題を分析する学問

マクロ経済学……経済全体で起きる諸問題を分析する学問

こんな感じです。大まかに言うと、規模が違うのですね。


2 そもそもの〈ミクロ〉と〈マクロ〉の意味

〈ミクロ〉と〈マクロ〉はよく対となって使われる言葉ですが意味を辞書で調べると、

・ミクロ……非常に小さいこと。 極小。 極微。
微視的であること。

・マクロ…… 巨大であること。 巨視的であること。

とあります。

〈ミクロ〉と〈マクロ〉は"大きさ"で対比された言葉なのです。


3 ミクロ経済学マクロ経済学の違い

言葉の意味がはっきりすれば、ミクロ経済学マクロ経済学の違いもわかってきます。

分析する対象が違うのです。

ミクロ経済学で扱うもの
・ある商品の価格決定のメカニズム
・ある消費者やある企業の意思決定のメカニズム
・ある市場、社会、組織の中での資源配分のメカ
ニズム

マクロ経済学で扱うもの
・ある国家の景気、経済成長、物価変動のメカニ
ズム
・財政政策、金融政策、規制緩和政策の効果の分



4 どちらから勉強するべきか


経済学を学ぶ上でミクロ経済学マクロ経済学はどちらも基礎的な科目です。

どちらから学ぶべきかと言われれば、筆者はミクロ経済学から学ぶべきだと思います。

ミクロ経済の方が、個人の生活に近い分野(ある商品の価格決定メカニズムなど)をテーマにするため、初学者でも馴染みやすいのと、

ミクロ経済学の知識があると、マクロ経済学の学習がスムーズになりやすい

と思うからです。


5 まとめ

筆者のイメージで言えば

ミクロ経済学は経済の一部分を"顕微鏡"で見る学問。

マクロ経済学は経済の全体像を"望遠鏡"で見る学問。

という感じです。

これから経済学を勉強しようと考えている方の一助となれば幸いです。