【経済学】国家の経済状態を知る3つの指標
楽して生きたい人です。
ある国家の経済はどのようなものか。
これを知ることは、政治関係者や経営者だけではなく、多くの方々にとって重要なことだと思います。
しかし、経済は概念であり、目に見える形はありません。
そんな経済の状態を知る、分析するための3つの指標をご紹介します。
1.GDP成長率
1つ目はGDP成長率です。
ニュース番組などで聞く単語ですね。
GDP成長率が何か説明するには、まずGDPが何か説明する必要があります。
辞書的に言うと
GDPとは
...Gross Domestic Productsの頭文字で日本語にすると〈国内総生産〉
...1年間、国内で生産された財、サービスの総額
...その国の経済規模を表す
簡単にざっくりと言うなら、 GDP=商品orサービスの価格×生産量 です。
この数値が1年でどれだけ大きくなったか(経済規模が成長したのか)で経済状態を分析すすのですね。
2.失業率
2つ目は失業率です。
これもニュース番組で聞く単語ですね。
失業率とは
...労働能力と労働意欲を持つ人々の中で、仕事が無い人々の割合
...その国の経済格差を表す
失業率が高いということは、それだけ困っている人が多く、格差があるということです。
意外かもしれませんが、失業率を求める上で、その国の人口は関係ありません。
考えてみれば、失業率の計算に赤ちゃんや小学生の数をいれても経済状態を正確に分析することはできませんね。
ここがポイントです。
3.インフレ率
3つ目はインフレ率です。
これはニュース番組で聞くかは微妙なラインな気がします。
いや別にニュース番組にこだわる必要は無いんですけどね。
インフレ率とは
...前年に比べ、物価がどれぐらい上昇したのかを示す指標
...GDPと一緒に計算し、本当に経済成長をしたのか分析する
先ほど、 GDP=商品orサービスの価格×生産量 と書きましたが、商品の価格が上がっただけで、生産量が増えてなかったら、経済規模が大きくなったとは言えません。
インフレ率を調べれば、その国が本当に経済成長したのか分かります。
GDP成長率とインフレ率は一緒に見る必要があるのですね。
4.まとめ
まとめると
という感じです。