【社会】フランスとノルウェーの少子化対策とその結果
楽して生きたい人です。
今回はある先生がフランスとノルウェーの少子化対策とその結果について仰っていたので、ご紹介します。
フランスの少子化対策
フランスでは、
''選挙にには男女ペアでなければ、立候補できない''
というルールが設けられました。
何とも露骨なルールですね。
これなら、当選者が性転換でもしない限り、フランス議員は男女同数になりますね。
これで政治に女性の意見をより反映させ、出産、育児がしやすい環境を作り、出生率を上げようという考えかと思われます。
ノルウェーの少子化対策
ノルウェーでは、
''子供を3人以上出産した女性に、一生食うには困らない年金を支給する''
という制度を作りました。
こちらも露骨ですね。
これで女性1人につき、子供を3人以上産んでもらって、出生率を上げようということですね。
両国の結果は?
両国の政策は、手段は違えど、目的は同じです。
さて、フランスとノルウェーの少子化対策の今のところの結果ですが、
フランスは人口維持に必要な出生率2.07以上を維持し、
ノルウェーは2.07を下回りました。
目的を達成したかどうかで言えば、
フランスは成功し、ノルウェーは失敗したと言えます。
理由は筆者も分かっておりません。
筆者の所感
フランスの制度は少子化対策というより、男女格差の是正を目的にしてるように思えますが、少子化対策に一役買うことも、想起される範囲かと思います。
この制度を知った時、筆者は満漢併用制*1を思い浮かべました。
満漢併用制とフランスのリア充ルールは民族間の、男女間のという違いはあれど、
どちらも不公平(感)を減らす政策というところでは似ているところがあると思いました。
リア充選挙ルールは筆者的には、もうちょっと慎重になった方がいい気がします。
男性議員と女性議員をフュージョンさせて、男女同数の議会を目指すのはわかりますが、
そんな都合よくパートナーが見つかるのでしょうか?
パートナーが見つからない候補者(になりたい)人が、異性を雇って出馬し、もし当選したら、そのバイト議員は雇い主に靡く風見鶏になる気がするのです。
最悪の場合、議事堂の椅子の半分に平らな鶏が座ることになります。
......考えすぎでしょうか?
ノルウェーの制度は女性が子供を産みやすくする制度の典型って感じですね。
政策の目的が剝き出しです。
こういう分かりやすい政策は好きです。
ただこれだと、シングルマザーが増えそうです。
金の心配が無いとなると、夫の必要性が薄れる気がします。
安定を求める女性は多いですし、安定性に関しては、
白馬の政府様に勝てる王子など存在しません。
日本は少子化エリート国家ですからいつかはこういう制度が日本でも導入されるのでしょうか?
日本人の夫婦が子供を設けない理由として経済的事情は上位を占めますから、
ノルウェーを完コピしろとは言いませんが、経済的な援助はあったらいいんじゃないかんと思います
注意点
筆者は専門家ではないので、もし間違い等あればすみません。
その場合は指摘していただけると嬉しいです。